革新的な(??)なガス化(発電)装置( Gasifier Game Changer)の紹介です!!

新年明けましておめでとう御座います。
いよいよ平成28年度のはじまりです。
 
新年と言うことで多少大げさな宣伝文句(Game-Changer)かもしれませんが、その価格からも、また原料仕様(木炭)などからも興味ある製品かな(?)と思い,今回紹介します。
 
特に、木炭を製造されている方、炭化装置の関係者は必見です?!?!
発電が簡単にできます!!(但し、あまり実用的な発電装置規模ではないい様です)
 
アメリカ人がよく使う言葉で、宣伝文句として、或いは製品を高く評価する時にGame Changer という言葉を使います。
本来は、例えば、野球のゲーム(Game)内容展開を、それまでと全く変しまう様な選手(Changer)、。。。言う意味ですが、今回の様にガス化装置等、何か製品に対し使う場合は、従来の常識にとらわれない『革新的な製品』と言う意味です。
 
つまり、Gasifier Game Changer とは革新的なガス化装置と言うことになります。
 
この様な小型製品を今回紹介します。
木炭(Charcoal) を使う小型のガス化(発電)装置(Charcoal Gasifier & Generator) で、米国製で価格も(超)安価です
 
通常のガス化製品と異なるのは、他に原料をバイオマス・チップ等を使うガス化製品と異なり、を使うことです。
 
特に、日本では、伝統的に炭を作ったり、使ったりしてきましたし、最近でもいろいろの会社で炭化装置を作っている様です。

 
炭化装置とガス化装置を混同している人がいる様ですが、炭化装置でもガスは製造できますが、原料バイオマスの持っているエネルギ-の多くをガス側ではなく、炭側に残しているのが特徴です。空気(酸素)を遮断する
分解炉装置に近い状況です。
ガス化炉装置は、その逆で、空気(酸素)や時に蒸気も使いガス側にエネルギ-の大半を残し、炭側にはエネルギーを殆ど残さない方法です。理想は炭素ゼロのにすることです。
 
前置きが長くなりましたが、この炭化装置等で製造されれる木炭を使ってガス化を行う小型装置が、今回紹介するGame Changer Gasifierと製造元が言っている製品(Crossfire)です。
 
木炭を使えば、ガス化に際し、タール(Tar)等が出ませんので、これらの除去精製装置が不要となり、装置が簡単になる特徴があります。そこで、自作ガス化装置を作ってタール処理で苦労されている方、炭ガス化装置なら簡単です。
 
事実、海外ガス化装置でも、2段法と言って最初に炭化し、その炭を使ってガス化する装置もいろいろ販売されています。
例えば、スェーデンCortus Energy 社( http://www.cortus.se/woodroll_video_nov2015.html )のWoodRollです。
この装置、実際は乾燥・分解(炭化)・ガス化の3段法)です。彼らの宣伝文句は、勿論、精製合成ガスがクリーンと言うことで、ガス精製工程が不要と言っています。製品としては良いのですが、高価格と装置のスケールアップが難しい、そして水素濃度が高いのが課題と言えます。
 
水素濃度が50%以上になりますので、発電用なら使えるガスエンジンが少なくなります。水素製造用、或いは燃料電池用ガスとしてなら良いのですが、。。。(実用的な革新的な装置には、価格、信頼性も伴わなければなりません!!)
 
国内でも、類似の小型、実験炉はあると思いますが、炭化炉だけではダメです。ガス化炉を熱的に統合した製品でないと商業的にはとても革新的という言葉は使えないと思います。
 
実用的な革新的な(!!)バイオマス・ガス化発電装置の製品記事をお望みなら、本Blogの最後の2017年追加の数行の追伸記事に飛んでください!! 本Blog記事の投稿時の2016年時では、まだ未公開記事です!!)
 
 
下記の記事は革新的な(??)ガス化発電装置の紹介記事です。
 
下記が写真です。
ガス化装置本体基本装置の写真で、現地価格5995$(75万円)です
製造されたガス(Syngas)は、写真の様なホースでガソリンエンジン+発電機につなげば、簡単に電力が得られます。エンジンだけなら、動力としての利用もできます。
縦のチューブは煙突で、ガスエンジンにガスを使う前(装置の稼働時、或いは停止時)に使います(フレアー)。
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更に、ガスエンジン発電機(ホンダ製)や原料ホッパー付と言ったフル・オプション付もあります。
こちらは、現地価格8995$(110万円)程度です。
 
ホッパーに木炭さえ投入すれば、18時間程度は稼働し、15KWth(エンジン入力)程度が得られる(?)..と言っています。
他に、ホッパー付ガス化装置(6995$)のみ、或いはガス化装置(ホッパー無し)+ガスエンジン発電機7995$等のオプションもあります。
 
 
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尚、当然、上記写真の様に、複数台を接続すれば、それだけ多く発電できますし、チップ機、ペレット機を併せて購入も可能です。上記の例だと全体で25,950$(320万円)となります。
 
 
特に、炭が身近にある方、或いは炭化装置の利用法を探している方、一度ご検討されたらと思います。
(但し、本製品は実用的な装置ではありません!!)
 
勿論、上記の価格は現地価格ですので、国内に輸入するのであれば、少なくとも1.5倍(+)の価格になると思いますが、それでも、この様な価格の小型ガス化発電設備(??)は、他にはないと思います。
 
それで『革新的なガス化(発電)装置』と彼らは云うのでしょうか!?!?
尚、電力は自家消費用(Off-Grid)と言う設定です。FIT等の売電用途は考えない自己で電気を使用する、それも少量の電力を得る発電機製品です。
 
下記に動画もあります。
 
但し、本製品について、当方は品質、性能等、何ら一切保証はできませんので、念の為。。。
 
興味があれば、下記にお問い合わせ下さい。
いずれにしても、海外には、実にいろいろなガス化装置があります。驚くばかりです
 
Game Changer、或いはState of Arts 、Revolutionary 大げさな言葉を宣伝に使う製品は、他にもいろいろあります。
 
例えば、下記はドイツ・米国製ENTRADE社E3製品で、以前に紹介(

https://joeh.hatenablog.com/entry/19557920

 )
しましたが、下記はコンテナー版です。
20フィー―トの海上コンテナーに納まり25KWの発電が可能です。今でもコンテナーなしの製品もあります。
 
いろいろ優れた処も多いのですが、価格はAPL社PP20/PC20の2倍近くします。
 
イメージ 3追伸)2017.01.01
 
いよいよ革新的な(!!)製品、小型ですが、実用的GAME CHANGER製品の登場です!!
次の製品です。正に実用的・正に革新的な(!!)バイオマス・ガス化発電装置(LiPRO/HKW50)の例です。
分散型、地域密着型の革新的な装置で、低圧(50KW)、NO-Tarで系統接続も可能です!!
特に実用的な事が最重要です。いくら革新的な装置でも実験的な装置では意味がありません。

イメージ 5

一方、次はより中大型の実用的・正に革新的なバイオマス・ガス化発電装置(INSER&国産)の例です。
中大型ガス化発電機(1~2MW)によるFIT売電ビジネスが可能であり、有望ビジネスです!!

追伸‐End)
 
では、また。。。。
Joe.H
 
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