燃料・電力料金の高騰に対し、身近な燃料の確保・防衛対策は ??!!
ロシアによるウクライナ侵攻・戦争状態になり、既に2週間が過ぎています。
特にウクライナの人々にとっては、大事件・とても不幸なことです。早期に、少なくとも爆撃は中止されることを、心から願っています。
人の命に比べれば、比べ様がないことですが、一方、石油・天然ガスの価格が急騰しています。我々の自動車用ガソリンや暖房用灯油の価格も10数年来の高値で推移しています。
燃料価格の高騰は、小規模な農業、林業、漁業、建設業等は致命的です。同様に大量に電気を使う分野でも電力料金の高騰で四苦八苦だと思われます。
この傾向は、決して数か月で解消することは考えられません。少なくとも2~3年、或いは数年以上継続するか、更に今以上に悪化する可能性もあり得ます。
そこで、今回は身近で燃料油(軽油、重油)の代替油を確保したり、一部の使用電力を自家発電に変更することも有りだと思われます。先ずは燃料・電力の節約は重要であることは言うまでもありません。
勿論、バイオマス系の燃料、電力がベストであり、これらも本来の進むべき方向ですが、比較的簡単な、確実な方法は下記だと思われます。
①廃タイヤ・廃プラ油化による燃料確保
廃タイヤ・廃プラを使う油化装置による燃料油の製造は比較的簡単です。
https://www.biofuels.co.jp/page90-1.html
原料は身近に豊富にあります。加えて環境の改善にも貢献できます。
どの様な油化装置でも、農業用のA重油代替燃料には使えます。また、中速型(船舶用)ディーゼルエンジン発電なら、
https://www.biofuels.co.jp/page30-1.html
発電も可能です。自家用なら、FITもバイオマスも関係なく購入電力の削減が可能です。
下記は小型(日量5000L処理)ですが、各種廃油を触を用いて蒸留する装置です。蒸留規模は、更に小型も、或いは大型もあります。
使用済のエンジン用潤滑油なら、収率85~90%の収率で大量の軽油が得られます。品質も添付の分析表の様に、問題なく、ビジネス的にも高採算性が期待できます。同様に、他の廃油(ギアー油、トランス油、他)、或いは①熱分解油(廃プラ・廃タイヤ)も、本装置で処理すれば、良質の軽油が製造できて、代替燃料油として使うことができます。現状起きている石油燃料の高騰を何も受けません。
見積-廃油蒸留-2.pdf (biofuels.co.jp)
製造した軽油なら、建機・重機燃料でも、ディーゼル発電(中速型、安価な高速型)でも問題なく使えます。
https://www.biofuels.co.jp/page30-1.html
https://www.biofuels.co.jp/page30-2.html
③廃棄物のガス化発電
FITの適用はありませんが、有り余る廃プラ・廃タイヤ・廃紙等を使い廃棄物ガス化装置で発電を行えば、大量の電力安価に製造できます。詳しくは、下記の添付先を参照ください。
https://www.biofuels.co.jp/page20-4.html
こちらも、現在起きている石油燃料の高騰の影響は全くありません。
④FIT適用外のバイオマス・ガス化発電
日本のバイオマス発電は。FITの適用と云う間伐材等に偏り原料費も高騰しています。
勿論、同じバイオマスでも、従来余り利用されていないバイオマス類も多く存在します。自家用で電力であれば、③の他に、農業廃棄物(籾殻、廃菌床、鶏糞・牛糞、他)、林業廃棄物(枝葉、バーク、他)もあります。注意深く探せば大量の廃バイオマス類が存在します。これらを原料とするガス化発電も、ある規模(100KW)以上なら可能です。例えば、下記の装置で可能です。
https://www.biofuels.co.jp/page20-2.html
⑤メタン発酵法による燃料確保、或いは発電
畜産農家なら、小規模から始められるメタン発酵による(小規模、家庭用)電力或いはガス燃料確保なら、環境問題改善を図りつつ高騰している燃料費、電気代の削減が可能です。小規模の10KW程度でも可能となります。
https://www.biofuels.co.jp/page80-2.html
更に、小型家庭用もあります。
⑥バイオマス栽培
今後も燃料が高騰、電力も、当分高騰が続く可能性も少なくありません。この様な状況を考え併せると、耕作放棄地を利用したバイオマス栽培、他も有望かもしれません。その1例がジャイアント・ミスカンサスです。
https://www.biofuels.co.jp/page50-1.html
⑦バイオ油の栽培
二宮金次郎の様に、菜種を栽培して油をとり照明に使う等のことは無いと思いますが、耕作放棄地を使って菜種、等の栽培、その油を使ってBDFを製造して、車両等の燃料油に使い燃料費の削減と伴に、カーボンニュートラルを目指すのも、従来以上に価値が出てくるかもしれません。
https://www.biofuels.co.jp/page50-2.html
更に、大規模を目指すなら沖縄や東南アジアでのポンガミア栽培と燃料化もあります。少なくとも、石油が高騰している今なら、従来より、採算性は向上している筈です。
勿論、廃食油でBDF製造も可能性は存在します。BDF製造装置なら、下記のあります。
https://www.biofuels.co.jp/page40-3.html
勿論、同じ発電なら、今後も太陽光等を更に小規模でも、設置され続けると思われますが、この分野は、他の方の記事、Blog等を参照ください。
何かお問い合わせは、https://biofuels.co.jp/page70-1.html経由でお願いします。
追伸)
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