2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

BDF反応の転化率など何か問題があれば、メタノール純度を確認して見よう!!

今回は、バイオディーゼル(BDF)の反応に使うメタノール純度測定法とその器具(比重計)の紹介です。 BDFは、エステル交換反応、或いはエステル反応を介して、製造されます。 この反応に必要なのが、低級アルコールと触媒です。 触媒は、通常はアルカリ触媒…

バイオディーゼル(BDF)の廉価なDry-Process装置を導入しませんか???

BDFの精製処理は、まだ水洗法が多いと思います。 多分、水洗法を行われている方は、 責任ある、そしてECOに関心のあるBDF製造者だろうと思います。 水洗法のBDF製造者は、全て排水処理をキチンと行う義務があります。 単に中和しただけで、下水放流などして…

超高速バイオディーゼル反応MSR方式の中心部品の写真紹介です!!!

バイオディーゼル(BDF)の超高速反応方式である新MSR®(Micro-Seconds Reactor)により、BDFのエステル交換反応は超高速で完結すること、既に紹介済です。 http://blogs.yahoo.co.jp/hirai476/14329313.html このMSR本体の主要部品がStatic-Mixerです。 産業…

バイオディーゼル(BDF)用廃油前処理剤とBDF後処理剤(精製)の兼用製品の紹介です!!

エステル交換反応によりバイオディーゼル(BDF)製造を行う時、原料油の前処理と祖BDFの後処理が一般には必用です。 例えば、前処理法では、 ・固形物除去(処理法;フィルター、遠心分離、静置処理など) ・遊離脂肪酸低下(除去)(処理法;アルカリ処理、…

これもバイオディーゼル(BDF)滴定の基礎、残留アルカリ量が計算できますか???

バイオディーゼル(BDF)反応が終了した後に、残留アルカリ触媒があれば、中和など処理が必用です。 勿論、残留アルカリ成分の多くは、グリセリン側に溶解し、分離されますが、BDF内にも残留します。 事実、pHを測定すれば、すぐ分かります。 残留触媒を残し…

BDF反応の基礎、滴定量に対する酸価値(AV)と遊離脂肪酸濃度(FFA)との関係理解できていますか???

今まで、何度も本Blogで述べてきた滴定法によって測定した酸価値(AV)、或いは簡便法である酸価試験紙によるAV値と廃油中の分離脂肪酸濃度(FFA、重量%)との関係、皆さんは理解していますか??? 或いは、両者の関係式を理解していますか?? 永年BDFを…

バイオディーゼル(BDF)の滴定分析に便利なピペットとポンプの使用法紹介です!!

バイオディーゼル(BDF)の製造にさいしては、どの様な装置を使っても、 最低限の分析操作は必要不可欠であることは、これまで何度か紹介してきました。 分析を出来るだけ正確に行うには、定量のサンプルや試薬を出来るだけ正確に、かつ簡単に測定できないと…

バイオディーゼル(BDF)原料廃油の吸着剤処理よるFFA値改善・低下処理の試験報告です!

バイオディーゼル(BDF)製造用の廃油の受給関係は、日本ばかりではなく、世界中で原料油の取り合い状況であり大幅に不足しています。 この結果、廃油価格も上昇していることもご存知だと思います。 廃油価格についても、最近下記のBlog記事で報告済です。 …