バイオディーゼル(BDF)専用の米国製燃料フィルターの紹介です!!
今回は、3年程前から使用しているバイオディーゼル製造装置(Dry装置など)用として使用しているフィルター製品です。 代表的な米国燃料フィルター専業メーカーCimTekの紹介です。
この製品は、以前にも紹介したことがあり、恐らくBDF用フィルターとしては、最も信頼の高いカートリッジ・タイプのフィルターだと思います。
下記がその写真がそれです。
写真は、航空便の荷物を開封したところです。
次の写真は、取り出して、床に並べた写真です。
写真のフィルターは6本で、同じ2ミクロンタイプです。他に、10ミクロンなどもあります。
目的は、ドライ精製装置の最終段のフィルターとして使用する為に、最も小流量型の購入です。
それでも、最大流量は95L/分、耐圧5kgまで使用できますので、通常は殆ど問題ありません。更に大流量向けなら、高流量製品を購入可能ですし、2連で使用すれば、最大流量は増やせます。
この場合は、フィルターの頭(Head、黒色)を1連用ではなく、2,3連並列用のものを選べば、OKです。
また、例えば、フィルターを10ミクロンー2ミクロン直列接続すれば、効率よく、長期に使用できます。
下記は、その頭(Head)とカートリッジフィルターとを組み合わせた状態の写真です。
このヘッドを、20mm(3/4インチ)配管を接続するだけです。
接続の方向性があり、BDF流れの向きに合う様に付けます(ヘッド部に矢印あり)。
他の配管サイズ用もあります(25mm等)が、通常、このサイズ(3/4インチ・メスネジ)がお勧めです。
理由は、米国ネジ規格(NPT-F)と国内ネジ規格(Rc)とで、互換性があるからです。
上記は、車のカートリッジ型燃料フィルター・レーティングと同じ仕様です。互換性も考えて、最終BDF製品フィルターとして、通常使っています。
米国の現地価格は、購入代理店、購入量によりますが、単品売りなら、交換カートリッジ本体は1600~1900円程度です。他に郵送料や消費税、関税なども必要ですが、ご自分で購入されれば、4000円程度だと思います。
他に軽油用同社製品なら、価格は半額以下です。これでも、結構使えます。
国産でも、価格は同じ程度だと思いますが、BDF用は販売されていないと思います。加えて、プラスティク・ケースが割れたり(ステンレスは高価)、或いは、パッキン等に問題が発生している様です。
加えて、大(固形物)容量が特徴です。圧力損失から判断し、交換時期を決め、カートリッジを交換します。
今回は、最近購入したBDF専用カートリッジ型フィルターの紹介でした。
米国、ヨーロッパなどで、中小BDF製造者間では、この製品が標準フィルターと言える(?)製品だと思います。
興味があれば、お問い合わせください。
では、また。。。
Joe.H
追伸)
上記Blog記事は、一般公開情報です。
何かコメント、ご意見、及び質問等具体的な相談のある方は、
下記メール・アドレス宛へ直接ご連絡下さい。
非公開情報など内容によっては、お答えできない場合や条件付となりますが、
可能な限り対応させて頂きますので。。。。
以上