この冬は寒さが厳しそうです。輸入BDF流動点降下剤の希望者も増えてます!!

今年も、まだ12月に入ったばかりですが、この冬の寒さは厳しそうです!!
BDF(バイオディーゼルバイオ燃料)も、寒くなって燃料フィルターの詰りによるトラブルが怖くて、使えない!!と諦めていませんか??
 
この寒さ対策として、流動点降下剤の利用も一つの対策です。
 
そこで、昨年度に引き続き、今年度も昨年と同じ、英国のWintron/Synergyと言う流動点降下剤(製造元は、米国の大手添加剤会社)の共同購入を下記でご案内しました
 
通常、流動点降下剤と言っていますが、正しくは目詰まり点降下剤(CFPP)です。日本は元より、海外でも、流動点降下剤も販売されています。
 
ご自分で、海外から直接購入される場合は、充分気をつけてください。
必ずB100専用の目詰まり点降下剤(Cold Filter Plugging Point Depressant)を購入します。軽油やBDFブレンド流動点降下剤(Pour Point Depressant or Cold Flow Additives)ではありませんので。。。多くはこちらですが 因みに、上記Synergyを販売している会社でも、Power Point Depressant(XC40)も販売しています。昨年まで販売していたXC30は、過去に日本の某BDF装置メーカーが輸入していた流動点降下剤ですが、今年は販売されていません。
 
 
今回も、共同購入を申し込まれた方以外に、かなり余裕を持って購入しましたが、既に全て完売です。
BDFの冬季対策、既にお済みでしょうか??それとも、断念でしょうか??
 
今回、航空便で取り寄せたことと、昨年と同じメーカーへの発注であったことからか、スムーズに輸入ができました。購入代金、輸送料を振り込後、約3週間で手元に届きました
今後も、製造元に在庫があれば、3~4週間で輸入できるとおもいます(季節商品なので、時には完売状態、在庫切れと言う場合も。。。??)。
 
昨年と比べ、円安で資材価格そのものは、上昇しているのですが、成田まで出向いて、自己通関・引き取りを行う等、企業努力(?)の結果、昨年度に比べて、10%+程度安く顧客に配布できました
 
尚、寒さはこれからです。
必要な方は、お問い合わせください。今なら、年内か、正月開けに手元に届くと思います。
 
基本的には、購入はドラム缶(220L)単位です。価格も国内販売品と大差無いと思います。
最低、輸入量はドラム3缶となっていますので、何人かとの共同購入になるかもしれません。
購入希望の方は、直接お問い合わせください。
 
特に、前回の共同購入のBlogを見過ごされた方,或いはBDFをこの冬使いたいけど、フィルターの詰りのトラブルが心配の方は、チャンスかもしれません。
 
当方の購入品は、流動点降下剤、正しくは、BDF100%使用に於ける目詰まり温度(CFPP)の低下を目標に開発された目詰まり点降下剤ですが、。。。
国内に出回っている製品は、流動点温度を低下させる製品で、本来は軽油用,或いは軽油・BDFブレンド油用の流動点降下剤(PP)製品です
流動点温度は、確かに低下しますが、肝心な目詰まり点温度低下は???だと思います。
 
但し、販売会社は、流動点降下剤として販売していて、けして目詰まり点降下剤とは言ってませんので、偽りはなく正直です。購入ユーザーが両者の違いを理解していないだけです。
 
SynergyのBDFへの添加量は、標準で0.3-0.5%程度です。
使用法等は、購入時にお知らせします。
下記は、菜種BDF(RME)の添加量と目詰まり温度(CFPP)との関係を示したものです。
効果は、BDFの油種と転嫁率、精製度合い等で変わりますので、目標とするCFPP温度と効果を確認しつつ添加量を決めて下さい。
 
尚、本製品は、他の製品の様に溶剤等で希釈していません。100%濃縮液であり、従って、粘度が多少高く取り扱い上、注意が多少必用です。要は、それだけ中身が濃いと言うことです!
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BDFの冬季対策としては、この他に、バッテリー電源で、燃料フィルターを温める下記のヒーター製品も有効です。写真の様に、既存の車の燃料フィルターにシリコン製バンドヒーターを巻きつけて使います。サイズは、フィルターサイズによりいろいろあります。電源は、バッテリーの24V電源を使い容量は200W程度です。
昨年、今年と数人の方が購入されています。
 
写真の様には、更にフィルターヘッドも専用のものに変えることも可能です(この場合は、フィルターも)。ヘッド(頭)部に、不凍液を導き、燃料に入口からも加熱し、固化を防ぐと言う製品です。単独でも、組合せでも使えます。
 
価格も安価です(1万円以内)。上記製品も、目詰まり点降下剤と併せて使用もお勧めです。
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尚、更に本格的な冬季対策は、Wintering処理などがあります。
本Blogでも、過去に何回も紹介済です。
これを行えば、日本全国どこでも、BDFは使用可能です。マイナス42℃の厳冬でも大丈夫です。
この件も、興味があれば、お問い合わせください。
 
では、また。。。。
Joe.H
 
追伸)
   上記Blog記事は、一般公開情報です。
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