超高速バイオディーゼル反応MSR方式の中心部品の写真紹介です!!!
このMSR本体の主要部品がStatic-Mixerです。
産業用の汎用部品であるStatic Mixerは、国産でも、輸入品でも各種ありますが、下記はMSR方式の反応装置で使用しているStatic Mixer部品で、輸入品です。
輸入品を使うのは、円高で特に、輸入品の方が格安だからです。
どこのメーカーでも大差は無いのですが、使用メーカーにより内部構造が少しずつ異なる様です。使用する場合、設計データの有無も重要です。
詳細は、設計仕様も含めて、非公開情報ですので、写真のみの公開です。
適当な物を使っても、反応はしません。
使用するStatic Mixerのサイズとエレメント(攪拌要素)数、及び混合液の物性情報などから、攪拌力(Re数)と圧力力損失とのバランス計算が重要、かつ必用です。
写真は、連続式BDF反応装置用、3タイプ(サイズ)が各4本です。横からと縦からの写真です。
バッチ用ではありません。バッチ方式用だと、通常は別タイプ、別サイズとなります。
反応装置の生産能力と使用場所(グリセリン前処理、1段反応、2段反応用など)により、異なるサイズ、使用本数を最適に選択して使用します。
これらの組み合わせにより、凡ゆる能力の連続式MSR反応装置が出来ます。
因みに、最大のサイズを1段反応用として使うと毎時650L程度の反応器ができます(日産15、000L)。
仮に、写真の最大サイズ4本を同時に使えば、毎時2、600L、日産62KL、そして年産換算なら2万KL以上も生産できてしまいます!!
更なるスケールアップもいくらでもできます。
例えば、このタイプを60本バンドル(束ねる)するだけで、年産31万KLも生産可能です。
世界最大のBDFプラントの能力(80MMGPY=30万KL/年)を超える31万KLも生産出来ます。部品原価は60本で、約91万円です。
上記例は、2本構成の1段反応用のMSR本体の写真です。
今回は、Static Mixerをご参考までに、紹介させて頂きました。
但し、今回は単なる写真の公開だけですので、特に何も役立たないと思いますが、
ではまた、。。。。。
Joe.H
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