最有望バイオマスエネルギ-作物ジャイアント・ミスカンサス(ススキ)苗の初出荷をしました!!!
輸入ジャイアント・ミスカンサス(巨大ススキ,Giant Miscanthus)の苗も大分生長しました。
そこで、先日7月9日実施の小型バイオマスガス化発電機(PP20)の紹介、説明会(
https://joeh.hatenablog.com/entry/20123856
l )の折、すでに何回かご紹介済ですが、バイオマス・ガス化原料作物ジャイアント・ミスカンサスのご紹介も,併せて行いました。そこで、簡単な下記の説明書も配布しました。
この事を理解されているのか、参加者18名(社)の何人かの方は、ジャイアント・ミスカンサスにも、ガス化発電と併せて興味を持たれた様です。
参加者のお一人からの希望で、当方で育苗中の苗を、今回初めて販売しました。
まだ多少,畑に植えるのは早いのですが。。。。例えば、少し大きめのポットに植え替え,暫く育苗すれば理想的です。その後、畑に植えると良いと思われます。
送付先は中国地方で、今回はポット苗100本のテスト栽培の様です。
箱に詰める前に、25本入りのプラスティツクポットの底と横をビニールフィルムで先ず覆い、ポットの水分で段ボールが濡れない様に、そして移動中に痛まない様に、ガムテープで止めました。
下記は、箱詰めされた状況です。
25本入りのポット毎(ポット29cmx25cmxススキ高さ29cm位)に箱に詰めました。
宅急便の費用の観点点から、2箱を1箱に纏めて、計2箱での出荷でした。
上の写真は、残りのジャイアント・ミスカンサスの写真の一部です。
追伸)
下記は、8月8日現在の大き目の鉢での苗です。
以上追伸)
下記説明は、7月9日に、APL(PP20)のセミナーの折に配布した簡単な説明書の内容です。ご参考までに、併せて説明資料に同封しました。
バイオマスを使ってガス化発電を実施する場合、即木質系、間伐材と言う方がいますが、バイオマス原料としてのエネルギー作物ジャイアント・ミスカンサス(ススキ)もEU,米国/カナダ,他で注目されています。最大の特徴は、収穫可能なバイオマス収穫量の多さです。単位面積当たりの年間のバイオマス収穫量では、木材の比ではありません。
詳しくは、下記Blogを参照下さい。
当方の取り扱うジャイアント・ミスカンサスの主な特徴は下記です。
・バイオ技術による細胞組織培養、無菌苗であり、特に成長が早く、均一なバイオマス収量が得られる(Rhizome=地下茎の輸入は土、害虫の付着もあり困難です)
・弊社経由の輸入により大量栽培苗の供給できます
標準的な植栽株数は15,000-20,000本/㌶程度です
・輸入幼苗は、2-3ヶ月程度、温室・ビニールハウス内で育苗後、畑に植栽します。
植栽後、3-4年でフル生産、ススキの高さ、毎年4-6mまで成長します。
・高収量(30-60トン/ヘクタール)、高エネルギー(4800-5000Kcal/Kg)
収穫時は乾燥状態(水分15%)で、乾燥設備不要、即ガス化原料化用に使用可能です。
・栽培の手間が殆ど不要、20年間程度は、冬季に刈り取るのみ
栽培適地を選ばない。国内全地域で栽培可能だと思われます。
・バイオマスガス化原料として最適(1kg当たり1.5-1.9KWhの発電可能)
100-150ha程度の耕作で、年間を通じて1000KW程度のバイオマス発電設備の原料確保が充分可能です。
・栽培により地中に炭素分を固定化する。炭素はほぼ永久に固定化でき、併せて空中の炭酸ガス削減効果大とも言われています。
・地域振興・栽培放棄地のバイオマス原料栽培・確保+ガス化発電に最適です。
・ジャイアント・ミスカンサスの試験栽培、コンサル等は受け付けています
苗の入手法も含めてお問い合わせ下さい。
以上
。。。と言うことで、今回はジャイアント・ミスカンサスの初出荷(7月11日)の話題でした。
興味があれば、お問い合わせ下さい。
また、多収量エネルギー作物ジャイアント・ミスカンサスの事は、上記の私のBlogの他、海外の情報でも,写真や英語ですが説明,紹介記事等、。山ほどあります。
では、また。。。
Joe.H
追伸)
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