ジャイアント・ミスカンサスの生育状況の継続報告です(2)!!

ジャイアント・ミスカンサススの生育状況報告です。

この生育状況は、下記の続編ですので、まだご覧になっていない方は、下記を最初に見て下さい。
成長の記録が解ると思います。
 
 
@平成28年10月11日)
下記写真、我が家のジャイアント・ミスカンサスの成長状況です。
本年3月に植えた苗株もすっかり成長し、2.0~2.5m程度になっています。
10月に入り、ススキの穂もご覧の様に出てきました。
 
但し、このジャイアント・ミスカンサスは、2倍体のススキと4倍体のオギとの交配種の3倍体ですから、通常のススキの様にタネ(種子)はできません。
 
従って、近隣の畑や荒れ地に,種が飛散し、そこで実生で生えてしまい彼方此方に繁茂すると言うご心配は全くありません。
繁殖は意図的に、根(地下茎)や我々で扱っている輸入組織培養の苗等を植える方法です。
 
ここでは、50cm四方植えとやや密植に植えた為か、通常より早く来年度(3年目)で、ほぼ100%迄成長しそうです。高さも、もっと高くなると思います。
 
もう少し、疎植(70~80cm四方植え)でも、問題無さそうです。
 
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@平成28年12月03日)
 大分黄色くなりました。
今年2年目の成長はこれで終わりです。後は完全に枯れた後に、刈り取るだけです。
多分、2-3月頃だと思います。
 
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@平成29年01月13日)
 今年2年目の成長完了の状態です。 ご覧の様に、既にもうすっかり枯れた状態です。風が強い状況での写真の為、多少ススキの草軸が右から左側にたなびいています。
2枚目の添付写真は、畝の中の状況です。葉は、風に揺られ、一部は地上に落ちています。
基本的には、草軸を中心にバイオマス原料として使われます。既に刈り取っても良い程、ほぼ完全に乾燥状態です。ススキの成長で、写真の様に、内部は草などは生えない状態です。
 
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@平成29年03月08日)
 今年2年目の成長完了・刈り取り前の状態です。 既に、完全に枯れ乾燥状態です。
強風でススキの葉の大部分取れ落ちて、主に芯が残った状況です。
 
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下記の写真は刈り取った一部です。
2年目の刈り取ったジャイアント・ミスカンサスの状態です。
 
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刈り取り後の根株です。
また、新芽は出ていませんが、あ1ヶ月もすれば、3年目の新芽が発芽してきます。
 
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最近、あちこちで、バイオマス原料としてのジャイアント・ミスカンサスに注目が集まりつつあります。
その結果、耕作放棄地の有効利用、或いはバイオマス原料の自己調達法として注目が集まりつつあります。
 
既に、国内北から、南まで試験栽培が行われ、本格的な栽培を希望されている方も、数か所あります。
来年度(平成29年の早春)用に、ある程度の苗数をご希望の場合は、早めにお問い合わせ下さい。輸入先の苗会社が小規模の為、設備上の制限から、数か月前の注文を行わないと、納期保証が得られ難くなっています。
そろそろ来年度の予約注文の時期です。
 
継続して3年目、平成29年度の春以降の生育状況は下記を参照下さい。
 
では、また。。。
Joe.H
 
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