農作物を食い荒らすアナグマが捕獲できました!!

今回は、アナグマの捕獲の紹介です!
その後、アライグマもその後捕獲されています。
 
農作物を食い荒らす動物には、イノシシ、鹿、クマ、それにサルなどの中大型動物がいますが、
自宅の農作物を食い荒らすこれ等動物は、幸いにも、自宅近く(神奈川県央部の都市)では殆ど見かけません。
市内でも、自宅から5~10kmぐらい離れた山間部の近隣農地には、クマを除いた(多少はいるかも?)、多くはイノシシ、鹿、そしてサルの被害が多い様です。
 
家の近くで見かけるのは、これより小型動物が多いです。
一般に、小動物には、アライグマ、ハクビシンと言った外来種(海外などから来た動物)、それにタヌキ、アナグマと言った在来種(従来からいる動物)などが一般的です。
在来種のこのアナグマは、日本アナグマとか、別名ムジナとも呼ばれている様です。日本各地に生息している様で、他の呼名もあるかもしれません。
 
最近は、殆ど夏のトウモロコシ、スイカなどは作れません。
耕作し、そろそろ食べ時と言う時に(前日の夜)、必ず根こそぎ被害にあってしまうのが常です
 
この為、何度か防護ネットを張ったりして防ごうとしても、彼らの方が上手で、アミの上を飛び越えたり、アミの下を掘って侵入してきます。
 
そこで、最近農協や市役所で、これ等の捕獲器(ワナ)を貸出中と言うことで先週借りてきました。
 
先ずは、捕獲器に餌を入れてセットしておきます。餌は、情報ではバター・ピーナッツが好物と言う事でしたので、これを赤いみかんネットに入れて、セットするだけです。写真の赤のネットがそれです。勿論ピーナッツはネットを食いちぎって、既にありません。
 
捕獲器具は、2ヶ月は貸していただけると言うことですが、セットして2日目には、早速、最初の小動物1頭が捕まりました。これが、下記写真です。
 
当方、てっきりハクビシンと思っていたのですが、実はアナグマでした。
 
ハクビシンアナグマの差は、我々素人には区別がつきません。同じような体型、顔をしています。
実は尾が長いのがハクビシン(2番目の写真)、短いのがアナグマと言うことです。
下記の写真の様に、尾が短めです。従って、アナグマと言うことです。
顔では、全く区別がつきません。
 
アナグマは、巣のトンネルを掘ったりするのが得意な為、強力な爪はかなり危険です。
大きな爪と子供のイノシシのと同じ様な感じで突進力があります。
 
住居は地中の穴ぐらや、建物の天井などに住み着きます。我が家でも、今は使ってない建物の天井に住み着いています。どこから天井に入るのか、見当もつきません。
アナグマは、他にタメ糞(1っ箇所に山の様に糞を積み立てる)やカリ(仮)死(見せかけの死)などの習性がある様です。
 
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捕獲する場合、事前にアナグマは市役所経由で県知事の捕獲許可がいる様です。知事宛の許可願い(有害鳥獣捕獲等依頼書)を提出します。他の小動物は、市長宛の許可願いを出します。
 
どちらが捕獲出来るか、最初は不明ですので、両方2種の捕獲願いを理由と被害想定額などを添えて、申請する必要があります。
 
続いて、2頭めも昨日捕獲できました。下記写真です。殆ど同じくらいの大きさです。
こちらは、捕獲器をセットして、3日後に捕獲できました。
 
捕獲されたアナグマは市役所の依頼された専門業者が引き取りに来てくれます。
捕獲器もと、全体を引き取り、後で空の捕獲器を届けてくれるので、世話なしです。
 
捕獲動物の処理法は不明ですが、在来種のアナグマですので、殺傷処分は行わないのかもしれません??
 
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。。。と言うことで、1週間チョットで、2匹のアナグマが捕獲出来まました。
まだ何匹取れるか、想像もつきません。
 
追伸-1)
7月25日(水)に再度、器具が戻ってきたので、再度設置したら、次の1夜で朝見たら取れていました。
写真は下記です。同じ様な顔ですが、多少顔が違うかな(?)とも思います。
 
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追伸ー2)
9月22日、餌を変えた処、下記の写真の様に、久しぶりに4匹目が捕獲できました。
今回のが一番大きそうです。恐らく3kg以上はありそうです。
農協の人がアナグマと言っていたので、信じていたのですが、よく見ると。。。
但し、後日捕獲出来たのは、アライグマとのことですので、これもアライグマです!!
最初からの写真をよく見ると1~3匹めとは、異なっています。
 
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追伸)
10月16日、久しぶりに餌を新しくしたら、5匹目が捕獲できました。
今回は、アライグマです。体重もかなりありそうです。
恐らく、過去のおのより大きそうです
 
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追伸)平成29年7月26日
最近まで、数年の間、暫く捕獲を控えていたのですが、最近再開です。
久し振りにアライグマが取れました。エサはウインナーでした。

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ネット検索だと、アナグマは一度に5~6匹も子供を生むらしく、何匹捕獲しても、また生まれると言うことでイタチごっこかもしれません。
このイタチも小動物で類似のものだと思いますが、最近は余りみかけません。
 
何れも夜行性なので、アチコチにいても見る機会が少ないのかもしれません。
調べたら、県内に生息するアナグマの様子を示す動画もありました。
 
今回は、ECO(エコ)も、バイオディーゼル(BDF)も、殆ど関係ないアナグマの捕獲を紹介しました。
いくら有機肥料、省農薬のECO野菜を工作しても、我々、人間の口に入る前に、彼らの口に。。。。
と言うことです
 
最も、彼らも生きて行くためには、彼らの生活圏が人間の開発などで侵され、今や農作物を食べざるを得ないのかもしれませんが、。。。
 
彼ら動物が先住民(動物)で、実に人間が新住民(侵略者)です。彼らの生活権を犯しているのは、確実に人間側です。本来は、逆に人間が捕獲されても仕方がないのかもしれません。
 
以下余談ですが、動物(自然)と人間との共生とか言う言葉があります。
言葉だけを捉えると、キレイな言葉で何ら問題はないのですが、現実はなかなか問題もありそうです。それどころか、人間社会でも、旧住民と新住民との共生等でも、いろいろ問題があるかもしれません。
 
広くは環境問題です。自分に被害が及ばない範囲では、環境問題を大きく叫びますが、直接自分に被害が及ぼし出すと豹変(エゴ)です。原子力発電、防衛問題、。。。なども同じです。
 
以上、今回はアナグマの捕獲の話題でした。 
 
では、また。。。
Joe.H
 
追伸)
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 下記メール・アドレス宛へ直接ご連絡下さい。
 以上