自家用の椎茸作り、菌を植え付けました!!

今回は、自家食用の椎茸作りと言うことで、椎茸菌を植えつけましたので、その紹介です
 
椎茸はスーパーに行けば、1年中入手可能なキノコ類ですが、我が家では、買ったことは殆どありません。加えて、スーパーの椎茸は、木(ホダ木という)から自然に生えたものではなく、オガクズ(木材のノコギリ・クズ+糖分などを加えて成型菌床)から人口的に、かつビニールハウス内で加温して生産されています。
 
一方、自宅では、ホダ木に椎茸菌を植え付けて、自然状態で椎茸が出るのを待つ方法です。
勿論、味も形も、特に肉厚が違います。椎茸は自然に山林に、時には生えている場合もありますが、今回紹介する方法が、一般には最も自然な方法です。
 
では椎茸作りの菌の植え付けの始まりです。
 
1)ホダ木と椎茸菌の準備
椎茸は字の示す様に、広葉樹の椎の木にも生えますが、最も適している木は、広葉樹のコナラ、クヌギ、水ナラです。他に、クリの木からも出ますが、良いキノコはとれません。
このホダ木は秋に切って置き、やや乾燥させたものを、現在使います。少し水分が抜け多少乾燥(切り口がエミが出きる程度)した木が適しています。イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自分で山で切り出して来ても良いのですが、最近は手入れが悪かったり、切るタイミングを失して太くなりすぎてる状況などで、ホダ木(コナラ)森林組合から購入します。
上の写真は購入したもので、今回は20本購入しました。1本340円でした。自家用だと20本程度で充分です。椎茸が生えだすと沢山出ますので、。。。。
尚、木の原産地は福島だと言うことでした。寒冷地の木の方が、雑菌類が少なく、椎茸栽培にはてきしている様です。
 
椎茸は菌を植え付けて1年程度でキノコが生えてきます。従って、今回の木から椎茸が生える時期は、一部は来年の春から、続いて本格的には秋からです。その後2年ぐらい良い椎茸が取れます。何時も椎茸を食べるには、2年に1度椎茸菌を植え付ける様にしています。
上の右の写真は、椎茸の菌です。小さなビンの木栓の様な形をしたもの(菌駒)に、菌糸が植えつけられています。500個の駒で1500円でした(総てで、8300円弱)。
 
2)イメージ 3イメージ 4次に、ホダ木に専用キリで穴を開けます。ストッパー付ですが直径5cm、深さ3cm程度の穴です。通常の木工用のキリでも使えると思います。菌駒のサイズに合えばOKです。
ホダ木の長さサイズは3尺(90cm)、太さは10cm前後でバラバラです。菌の穴は、長さ方向に6個~7個、円周回りに4列(90度周期)程度とします。適当でかまいません。
 
イメージ 5
 
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3)開いた穴に菌駒を手で差込み(上記の写真)、後はカナズチでたたいて、完全に埋め込みます。
できれば柔らかいプラスチック・ゴム製が菌駒をつぶさないので適しています(下記の写真)。
イメージ 7
 
この様にして、総て完了したら、上記右の写真の様に、横積にして、後はあまり乾燥しないように、水を時々散布したり、日光を遮蔽するなどして、6ヶ着程度寝かせておきます。
この間に、椎茸菌が全体に回ります。
 
その後は木の根元、家の北側など、余り直射日光のあたらない場所に、今度は立てかけて起きます。あまり乾燥するようなら、水を散布します。
 
4)これで、来年の春まで待てば、特に細い木は菌の回りが速く、来年春には一部とれます。
太い木など、本格的には来年の秋冬からです。小さなキノコが出てきたら、水の散布は欠かせません。その後は、椎茸の採取と時に水の散布だけです。
食べ切れなければ、直射日光に当てれば、乾燥干し椎茸もできます。
イメージ 8
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回、椎茸のホダ木への菌の植え付けを紹介しました。
最近ではホームセンターなどでも購入できます。また、既に菌を植え付けたものもありますが、値段は倍以上する様です。
 
 
今回は特に、いつものBDFとは関係ない!!??
と思っているBDF関連の方、
この最後の写真の椎茸用のコナラのノミクズを良く見てください。
どこかで見たこと無いでしょうか?
 
特別ヒントは、多いにバイオディーゼル(BDF)精製処理に関係ありですから、。。。
今回は、シイタケ栽培とBDFとの関係(何も説明して無い?)でした。
 
では、また。。。。
Joe.H
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