謹賀新年、本年のバイオマス燃料関連の目標(願望?)です!?!?!

イメージ 1本、Blogsの読者の方、新年明けましておめでとうございます
 
皆様にとって、本年がバイオマスバイオディーゼル等の分野で、多いに発展・進展されることをお祈りいたします。何かお手伝いできること、何か課題、疑問等があれば、何なりとご連絡下さい
 
さて、当方の本年の重点目標を新年でもあり、ご参考までに、下記紹介します
 
1) 本格的なバイオマスガス化発電を導入しよう!!
  小型の10KW程度から中大型の1000KW程度の導入・支援が目標です。
 主に小型装置分野では、下記の機械の紹介し、お勧めしてきました。
先ずは、個人使用、テスト導入等の目的・用途だと思います。
紹介してあるAll Power Labsの10/20KWガス化発電製品は、本年春、新型が発売されます、加えて価格も上昇します。
新年1月6日までに、注文し、購入代金50%を振り込めば、旧価格で購入可能です。
 
 本格的な売電ビジネスを計画されているなら、中型ガス化装置+ガスエンジン発電機がお薦めです。
特に、廃木材、或いは安価なバイオマス原料資源があれば、採算的に可能です。
 
2) バイオマス直接液化技術による合成軽油を製造する次世代触媒解重合プロセス(CDP;Catalytic De-Polymerization)の国内導入決めよう!!
攪拌タービン・ミキサー、或いはマイクロウェーブ(マイクロ波)方式+ゼオライト系触媒+で合成軽油が製造できます。
製品は合成バイオ軽油ですので、BDFの様に発熱量が低くなく、成分的には、軽油同等以上の高エネルギー、高セタン価軽油です。
高セタン価の軽油燃料として建設機械向け等の目的ならB100でも、B50,B10どの様なブレンド比でも使えます。
ディーゼル発電機も併せて同一場所(、或いは別の場所に)設置すれば、電力の販売等も可能です。
 
但し、電力販売よりも、直接、高性能合成軽油の販売の方が、採算的には有利ですので、現在、我々で進行中の計画では、発電は、プラントの稼動に必要最小限電力のみ自家発電を行い、他の軽油製品は総て外販する計画です。
 
3) バイオマス利用による発電事業(固定買取制度)の導入・支援しよう!!!
 最も簡単、かつ投資金額の少ないバイオ油の直接燃料化(SVO)発電です。
 量的に充分燃料が確保できなければ、ジャトローファ油の輸入もあります。
 
勿論、1)のバイオマス原料(MSW、都市、産業廃棄バイオマス)のガス化+ガスエンジン発電、或いは2)の液化+ディーゼル発電も本命としてあります。
 
4) 中大型バイオディーゼル(BDF)製造酵素触媒BDF装置を国内導入支援しよう!!
 BDF設備に関して、海外の導入例は多いのですが、国内は元気がないので、国内でも導入を進めたいと思います。この装置例等です。
 
 特に、BDF製造をビジネスとして考えているなら、量的に確保が困難な廃食油に加えて、高酸化値(FFA)油も加える必要があります。高酸化値油のBDF化(エステル化)は、酵素触媒以外は、現実的ではありません。
 
5) 最新BDF製造技術の課題解決・発展策として、超高速BDF反応装置(MSR)の継続導入、冬季用BDF製造法の国内普及、。。。等行おう!!
 連続式の超高速BDF反応装置(MSR)関連の本Blogs記事です。更に、導入事例を増やし、普及が目標です。
 
 同様に、冬季BDF製造法の記事です。他にも本Blogsに関連記事掲載が有ります。
既に、一部では、導入されているBDF製造者もあります。特に、冬季にもBDFを使用しようとされている方にお薦めです。
比較的温暖なら、目詰り点(CFPP)降下剤の使用で対応できるかもしれません。
仮に、使われるならBDF専用のものがお薦めです。
 
 BDF普及・発展策は、他にも基本的な処からいろいろ有りますが、先ずは高品質のいつでも使えるBDF,どこでも使えるBDF,及び経済的に、効率的にBDFが製造できなければなりません。
ここでは、2項目だけをリストアップしてありますが、個々の事情で他にも課題・問題点はあるかと思います。
本Blogsも既に250回を超えていますので、これらの見ていただければ、解決策もあると確信しています。
 
6) 次世代バイオマス原料植物のポンガミア、及び巨大ススキの導入、評価しよう!!
 ポンガミア(Millettia Pinnata)の海外プランテーション計画も関連組織で進めています。
巨大ススキ(Giant Miscanthus)も国内での評価・テスト導入も検討し始めました。
ポンガミアの本Blogsの記事です。
通常は、油に注目し、BDF(バイオディーゼル)原料、或いは3)で述べた直接燃焼(SVO)発電用に使えます。
 
同様に、前回のBlogs記事の巨大ススキです。
こちらは、元々はバイオ燃料用に注目されているバイオマス原料ですが、従来エタノール合成原料(醗酵法で)、ボイラー直接燃焼用原料でした。
一方、当方で考えているのは、2)の触媒解重合法の原料、或いは1)のバイオマスガス化法の原料として注目されています。米国など機械化であれば、トン4000円位で耕作可能な様です。また、燃料化効率も遥かに効率的です。
木材チップに比べれても、価格も安価です。
そう大規模な機械化をしなくとも、遊休農地や福島の放棄農地で、ある種の補助金を使えば、充分成立すると思います。何しろ、木材の様に山地ではなく、平地での栽培ですから、伐採費、物流費、チッカ費等が安価です。
 
7) その他、付録:
最新バイオマス技術、エコ技術のフォローとBlogsでの紹介、普及・啓蒙活動行おう!!!
最新技術の継続的なフォローと紹介です。
 
その1例として、次世代燃料電池(Fuel Cel)があります。
現状の技術であるボイラー蒸気発電、更にはガス、ディーゼル発電やガスタービン発電に比べ、遥かに発電効率が高く、かつ騒音、振動もありません。それに、ECO技術です。
最近の本Blogsの燃料電池(Fuel Cell)の紹介記事です。
 
BDF関連では、BDF精製工程で水洗方式に代わるドライ精製方式も沢山紹介してあります。BDF反応装置の付加設備の1例です。水洗法の排水処理が不十分のまま、或いは生排水の下水、河川への放流は止めましょう!!
他に、原料油のフィルター装置、メタノール回収装置、。。。等もあります。
何れも、あれば便利です。
 
以上です。
上記関連、何か関心のある分野、導入希望分野があれば、直接ご連絡下さい
 
年初ですので、当方の本年重点目標を、ご参考までに掲載させて頂きました。
何か、ご参考になれば、幸いです。
では、引き続き、本年も宜しくお願いします
 
では、また、。。。。
Joe.H
 
追伸)
   上記Blog記事は、一般公開情報です。
 何かコメント、ご意見、及び質問等具体的な相談のある方は、
 下記メール・アドレス宛へ直接ご連絡下さい。
 非公開情報など内容によっては、お答えできない場合や条件付となりますが、
 可能な限り対応させて頂きますので。。。。
 以上