バイオディーゼル(BDF)副生品のECOバイオ・グリセリン石鹸のいろいろ、好評です!
Biodiesel(バイオディーゼル;BDF)の副生グリセリンは、総て全量バイオ・グリセリン石鹸(Bio-Glycerin Soap)(添付写真)として有効利用しています。副生グリセリンを主原料として出来るベース石鹸に対して、各種添加剤を加えることにより、様々の異なったタイプの機能性石鹸が出来ています。
石鹸は、タイプ毎に種類を示すラベルを表に、裏に注意事項を付けた袋に、2~3個の石鹸を入れて、提供しています。出来た石鹸は、廃食油を頂いた方、何かのECO企画時の景品・粗品、石鹸の愛好者などに差し上げています(現在非売品)。一度使うと、リピータとなり、常時使用している人も多いです。
下記は、その際の注意事項や説明文のコピーです。
1) バイオ・グリセリン・ソープ(BGS:Bio-Glycerin Soap)は、ECO活動の一環で実施している軽油代替ディーゼル燃料(BDF)の製造時に副生するグリセリンを有効利用する目的で、これを主原料とした植物性(バイオ)グリセリン・ソープ(石鹸)です。市販石鹸(グリセリンなし)、直接油脂から作るホーム・メード石鹸(グリセリン少量混在、廃油利用石鹸も同様)とも異なります。BDF(バイオ・ディーゼル・フュエル)反応時に生成する副生グリセリンが濃縮され、高濃度(5~10倍)含まれています。
2) BGS主成分は、植物油の副生石鹸分(脂肪酸塩Na)、副生バイオ(植物性)グリセリン(保湿成分)の他、更にゼオライト、(包装表示分に限る)、柿渋(前者と同じ、以下同様)、蜂蜜、AHA・フルーツ酸、尿素(Urea)、香料(石鹸用少量)、及び水分等を配合し、危険な化学薬品、添加物は一切含まれていません。
3) BGSは、手洗、入浴、洗顔用等としも実使用でき、植物性の為、石鹸廃水も分解し易いECO的な性質です。尚、法律上(薬事法)、「石鹸」として未申請の為、「台所用石鹸(雑貨扱い)」の製品です(市販の多くも同様)。 使用上の何か実トラブルはこれまで有りませんが、使用者自身の判断と自己責任の下、ご使用下さい。
4) 植物性アレルギー性肌(大豆油など)や肌過敏症の方は、使用を控えるか、充分注意し使用下さい。アレルギー性肌の方は、パッチ・テスト(少量肌に付けて確認)後、使用下さい。万が一、肌に合わない、或いは異常を感じた場合は、直ちに使用を中止し、皮膚科専門医にご相談下さい。
5) 肌に優しい保湿成分である植物性グリセリンを多量(30-50%程度)に含んでいます。空気中の水分を吸収し、(特に湿度の高い時)石鹸表面が汗をかく場合があります(乾燥時蒸発)。汗が残って気になる場合、布やティシューなどで拭き取るか、乾燥・冷暗所内で保存下さい。グリセリン成分が豊富な証です。
6) 石鹸の一部(上部、端、裏側など)の色が異なる部分(多くは、黄・黒茶色のスポンジ質)は、石鹸液を型(モールド)に入れて冷却し、固める時に発生した泡が固まったものです。除外するのもECO的で無いので、多くの場合は、残してあります。スポンジ状で少し柔いですが、同一成分で石鹸本体と一緒に使えます。
7) 植物油を出発原料として使用している為、使用油の分子特性から多少ソフトな石鹸に仕上がっています。代わりに泡立ちが優れ、肌に優しいマイルドな手作りECOソープ(石鹸)です。柔らかい石鹸ほど、また冷水よりぬるま湯ほど、泡立ちが良くなります。泡立てネットを利用すると、石鹸泡が尚一層豊かになります。
8) グリセリン石鹸があめ色(あずき、黄・茶色など)をしているのは、メラノイジンと言う抗酸化物質であり、種々効能が知られています。コーヒーやココア、小豆など広く天然食品中に存在し、アミノ酸、糖質が熱で変化した物質です。使用済油の成分が、最終的に濃縮されグリセリン液に溶けています。
9) 見掛け上は良く無くても、一度使うと何れも市販石鹸や油(新オイル、廃油)から直接作った石鹸では、得られない使用感(すべすべ感、泡切れなどの違い)がある事から、リピート率も高い様です。このバイオ・グリセリン・ソープ(BGS)は、他では入手不可能です。尚、各自の用途・好み等に応じて、次のタイプが有ります。
a) 基本(ノーマル)タイプ(BGS―N);バイオ・グリセリンをベースとした石鹸で、石鹸を硬くする植物性脂肪酸・植物油、及び香料(無香料も可)を添加しただけのベーシック・タイプの石鹸で、他の添加物は配合されていません。手洗・洗顔用の他、どの様な用途にも広く使えます。
b) ゼオライト配合(BGS-Z);特殊高機能ゼオライト微粉末を高濃度配合し(BGS-Z)、最強力な吸着作用により皮膚上の古い角質・不純物・毛穴の汚れ、有害毒素の除去、加齢臭(ノネラール成分)・体臭・汗臭・足裏臭などの脱臭作用、その他、付着した嫌な臭いの除去(脱臭)作用などがあります(ゼオライトは、木炭・竹炭等に比べ何百倍もの吸着力があるとも言われています)。暫く置いた方が(30秒~3分程)、泡はより吸着効果を発揮します。尚、ゼオライト微粉末(数ミクロン)は、濃いあめ色(濃いベージュ色)をしている為、多くの場合、基本タイプより濃い色の石鹸になります。 余談ですが、ゼオライトは極めて多種・多様なタイプ(天然、人口、合成)があり、工業的にも、環境やECO的にも極めて有用な物質です。地球環境(水質、空気、土質など)のECO的な解決・改善と人の生命を救う究極物質と云う人さえ居ます。米国の最新研究では、ゼオライトの強力な吸着機能を利用し、体内蓄積毒素(重金属、発癌物質)などを総て吸着し、体外除去すると言う癌予防薬も開発されています。
c) 天然柿渋(タンニン)配合タイプ(BGS-T);ゼオライト石鹸と同じ目的の石鹸ですが、国産の柿渋液を高濃度に配合したもので、柿タンニンの持つ多価フェノール基(多数のーOH基、従ってタンニンとは言わず、ポリフェノールとも言う。チョコレート、赤ワイン等と同じ抗酸化物質の一種)などを利用し有害毒素、加齢臭・体臭の除去や殺菌・抗菌作用があると言われています。尚、元の柿渋液は小豆、チョコレート、コーヒー色ですが、柿渋液中のタンニン成分が石鹸分(アルカリ)と反応し、黒茶色、濃紅色(ブラック・チョコレート色)に変化します。柿渋配合石鹸が市場にも出回りブームですが、黒色をしてないのは配合成分が含まれて無いか、極少量 (薄茶色) の配合と云えます。
e) 蜂蜜配合タイプ(BGS-H);肌に潤いと保湿を与える効果等があると言われる蜂蜜(ハニー)を配合したタイプで、ココアの様な香りがします。保湿成分のグリセリンに加え、より一層の保湿と潤い効果、しっとり感などを目指しています(乾燥肌の人には最適)。蜂蜜は、古くから高級洗顔石鹸でポピュラーな配合成分です。その他、ZHタイプ(ゼオライト+蜂蜜配合)、THタイプ(柿渋+蜂蜜配合)。PHタイプ(フルーツ酸+蜂蜜配合)などがあり、各配合材料の特徴等を兼ね備えています。
g) ピーリング・AHA配合タイプ(BGS-P);AHA(アルファ・ヒドロキシル酸、フルーツ酸)を配合し、肌の角質更新を早めるタイプで、ケミカル・ピーリング作用(美肌効果)があると云われるタイプです。AHAに加えゼオライト(BGS-PZ)、蜂蜜(BGS-PH)、尿素(BGS-PU)配合タイプ等もあります。フルーツ酸の酸効果により、泡が少ない場合もありますので、ぬるま湯や泡ネットを使用下さい。
h) 尿素(Urea)配合タイプ(BGS―U);バイオ・グリセリンの保湿成分を更に強化する為、尿素(Urea)を配合してあります。カサカサ肌、乾燥肌で苦労している人向き石鹸を目指しています。肌の古い角質をとる作用もあるとも言われています。市場では、尿素を入りの化粧水は販売されています。尿素に加え、ゼオライト(BGS-ZU)・蜂蜜(BGS-UH)・柿渋(BGS-UT)配合などのタイプもあり、それぞれの成分効果との相互作用が期待されます。尿素の保湿作用により、空気中の水分を吸収し、ソープ表面に白く付着する場合もあります。
下記は、石鹸の種類別ラベルのサンプルです。
以上、ではまた。。。
Joe.H
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