廃食油、BDFを使ってエコなローソクを作ろう!教室の風景です!!
尚、過去にもローソク(キャンドル)作りの紹介記事があります。
また、今回のローソクのレシピー作りのリハーサル記事は下記です。
地元行政団体の目的は、行く行く将来、ローソク作りでビジネスや就業支援ができたら!!と言う目的の様です。
今回、その第1回目と言うことで、基礎の基礎編でした。
最大限、CO2の発生を抑えたエコ材料を使うレシピーで、石油系のパラフィンは最少量にとどめました。
出来れば、石油系材料をゼロとしたい処ですが、勿論、可能です。
但し、費用も重要要素ですので、今回3分の1弱は使っています。
固体のローソク作りでは、ある程度ワックスを使わないと難しい様です。
ステアリン酸の割合を増やせば、ある程度固化は問題ないのですが、脆く崩れやすくなります。
下記は、23日の会場風景です。
会場が、地元特産品の加工所と言うことで、全員が髪の毛防止のキャップをカブっての作業でした。
下記は、翌日24日の会場風景です。
こちらは、別会場で料理教室の設備のある場所でした。
参加メンバーも別です。
以下の紹介写真は、全て23日の会場での写真です。
最初に準備するのは、ローソク材料の計量と準備、それに溶けたロウソク液を流し込む型(モールド)の準備です。
写真は、その型の準備風景です。
最初ですので、型は幾つかのシリコンゴム製品、及び紙コップを使いました。
型の選択は2の次で、ローソクのベース作りを主眼としました。
これ等型は固形石鹸作りの型との兼用品です(9月に予定)。
型に、芯を固定する為に竹ひご、及びローソク用芯糸を使います(下記写真参照)。
暫くすると、温度も低下して固化が徐々に始まります。
通常は数時間放置すれば、完全に固化しますが、時間の制限から、冷凍庫内で急速冷凍を行い1時間以内で固化しました。
冷凍庫、或いは冷蔵庫を使い温度を冷やすと、簡単に型抜けが良く行えます。
ローソクが収縮するからです。
或いは、更に付着防止用に市販シリコン・ガスを使うこともできます。
ローソク溶液を注ぐ前に、芯を垂直に固定するのが難しかったり、上記の写真の型(モールド)の様に、底部に綺麗な模様のある場合(バラの型)などは、次の様にする方が有効です。
先ずローソク材料のみを最初に固化し、取り出し、その後、千枚どうし等で穴を垂直に開け、そこに芯糸を差込、固定する方が簡単です。
以上、紹介したのは固体ローソクの紹介でした。
次の写真は液ローソク(Liquid-Candle)です。
上部は、BDF、下部は水です。
浮力の関係で、ローソクの芯を固定する台(写真のプラスティク容器)は、BDFと水との境界に浮いていて、不思議(?)なことに、全く見えません。
従って、BDF液上にローソクの炎と芯だけがある様に見えます。
必要な油はBDFだけです。
廃食油でも可能ですが、BDFの方がよく燃え、炎の大きさや色も優れています。恐らく10mLもあれば、数時間以上使えます。
ガラス容器の色や形、或いは水に色を付けたり、更には、水中側に石、飾りなどを置けば、尚一層趣が増します。
今回は、BDF,廃食油を使った固体ローソク作りの紹介でした。
では、また。。。。
Joe.H
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