バイオディーゼル(BDF)用イオン交換樹脂の実例と驚異の低価格の紹介です!!

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バイオディーゼル(BDF)のDRy-Process塔の設計法、注意点、実例は最近のBlog記事で、4塔、或いは5塔構成のものから2塔、或いは最小1塔構成の例までを紹介しました。 
 
塔の充填剤であるBDF専用のイオン交換樹脂についても、紹介済です。
 
Dry-Process塔に充填するものは、イオン交換樹脂に加えて、吸着剤もあります。
 
私がBDF専用として利用しているイオン交換樹脂にも、タイプ別ではMP(マクロ構造)、ゲル型(ゲルタイプで、マクロ溝の無いもの)、或いは樹脂メーカー別に高価なものから、廉価普及品まであります。
 
マクロ、ゲル型両者の組み合わせ、更には吸着剤との組み合わせ、及び最適な設計法により、はじめて超高品質BDFが廉価に精製できます
 
上記写真右側の製品は、マクロ構造のBDF専用は少ないのですが、現状では最もBDF用Dry-Process専用のドライタイプ・イオン交換樹脂として優れていると思われる(確信している!)Thermax社Tulsion T-45BD MPと言う製品です。イオン交換機能に加えて、グリセリン、水分の吸着剤機能も持ち合わせていて、かつ容量も多いのが特徴です。3年前の最初のDry-Process導入時から使用しています。
 
同様に、写真左側の製品は、同社のやはりBDF専用のドライタイプのT-45BDイオン交換樹脂で、ゲル型の樹脂です。BDF用イオン交換樹脂は、殆どこのゲル型ドライ・タイプです。まだ使ったことは無いのですが、使用中の有名一流品(高価な)PuroLiteやRohm&Haas社のBD10Dryなどと類似の構造・機能です。
 
日本では、多くはLanxess社Lewatit GF-202(吸着機能のWetタイプ)が使用されている様です。
Wetタイプは、使用前にメタノール洗浄が必要です。
 
写真は、マクロ・ポーラス型とゲル型、同じ容量(約1L)ですが、マクロ構造の方は、ゲル型の重量は60%程度ですし、使用中の樹脂の増加の程度も多くはありません。
 
価格は、量が多ければ(100kg+)、イオン樹脂の価格は、高級T-45BD MP(マクロ型)で1ポンド5.2$(1kg当たり850円)、普及品T-45BD(ゲル型)なら3.60$(1kg当たり650円)と、日本では考えられ無い程の驚異の低価格です。但し、製品の性能は実証されていますので、安心です
上記のDry-Process(12インチ塔)でも、いつもの様に最初のイオン樹脂塔の吸着剤として使います。
 
因みに、米国販売中(製造元は不詳)の廉価版ゲル型のDW-R10と言う製品、これも購入した経験がありますが、250Lbs以上(110kg+)の購入でも、1ポンド当たり5.40$程度で、1kg当たり1000円程度はします。
 
。。。。。と言うことで、
今回はThermax社のBDF専用イオン交換樹脂の写真と多少の説明、購入価格〔現地引渡価格)を紹介しました。輸送費、輸入関税、消費税、購入手続費用などの諸雑費を加えても、安価なことは間違いありません。当方で、代理購入も可能です。お問い合わせください。
私も既に3年も使っていますし、実は、ドイツの某イオン樹脂メーカーや日本の某イオン樹脂メーカーも同社に製造依頼(OEM)しているそうですので、品質は確かです。
 
新規にDry-Processを導入される方、或いは既に使用中で、樹脂を交換される予定の方は、是非検討されたらいかがでしょうか??

追伸)2018・11・12
現在、上記写真のBDF用イオン交換樹脂、在庫があります。
ご希望なら、下記にお問い合わせ下さい。
超格安です!!
以上、追伸
 
では、また。。。。
Joe.H

追伸)
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